某音楽グループと一緒だな〜と思っていたこの作品。きっとボルケーノや
ハリケーンみたいな感じなのだろうと思っていたら、自然が敵になっているの
で、ストーリー的にはややかぶったりにかよったりとありますが、こうゆう
自然と人・自然対人という話題は深く考えさせられるものがあって面白い。
バカな自分でも、温暖化の先は氷河期がくるのか・・・と多少予想できた。
温暖化といっても、この日本に住んでいる限り、そして気象庁とか予報士とか
環境庁などにかかわってない限り、あまり温暖化を深刻に受け止めにくいもの
があると思う。ごく一般家庭で、地球の温度をさげるためには何をすればい
のか?と漠然と手段が広くある。ゆえにどこから手をつければいいかわからな
くなる。そしてその環境を変えるには、いくつもの手間をかけなければいけない。
わかりやすいのは、排気量を抑えるために、車は通勤に利用しないだとか。
燃える・燃えないゴミ、特にビニール製の分別を徹底する。
冷房・暖房・エアコン類などの使用を制限する。
水・電気・ガス・油類を少量で済むように工夫する。
など、考えたらきりがない。そして何が温暖化に繋がるのか、すべてを知って
いる人も少ないだろうと思う。
ちょっと堅い話になってしまいましたが、この作品はそうなってしまったら、
人がどう行動するのか、よく考察された作品です。
ホームレスの知恵が役に立つ瞬間は、まさに人対人。
いろんな意味で暖をとれたシーンです。
そして、今まで先進国と言われてきた国々が、発展途上・飢饉国に助けを
求める。ここのシーンもこれからの世界の課題を写している。
たかが映画ですが、考えさせられるものは、はるかに大きいものです。
あと、中盤で狼と対立するシーンがあるのですが、バイオを最近見たので、
どうしても同じ緊張感がもどってきましたさ(-_-