コントラスト

INput ⇔ OUTput

クラウドサービスに踊らされる

ワタクシ、クラウド慎重派でした

SNSが流行りだし、プライバシーの情報がやや緩めにオープンになってきた現在。

 

「自分の作成・管理しているデータをネットワークにあげるなんて……」

「サーバーが故障したときにデータが失われるし…」

「クラウドってそもそも何を指してるんだい…」

 

と、いろいろ悲観的に思ってる部分もありました。

クラウドサービスっても、ようは使い方次第です。

 

今や電話帳データでさえクラウド化です。もうここまで来ると個人情報の漏えいなんて気にしてられない時代です。自分がクラウド化していなくても、自分の知り合いがクラウド化していれば、いくら拒んでたって漏れた時は一緒に漏れます。

 

だったら使ったほうがいいと思うんですよ。クラウド。

 

クラウドが当たり前の世の中

今やスマホを持っている人は携帯端末所持者の半分となりました。

参考:

スマホ所有率は49.2%、女子学生では8割超に - ビデオリサーチ | マイナビニュース

 

TwitterFacebook、LINEなどSNSが大流行したのもスマホがあったからと言っても過言ではありません。

今まで以上に写真を撮るという行為がごく有り触れた行動になりました。携帯で写真を撮っている人を見る目が、今では極めてフラットな心理で見られていると思います。

ちょっと前までは「あの人写真撮ってるよ」という興味と違和感を訴えるような、そんな目で見られていたのに…(自分だけかもしれませんが

 

で、撮った写真をどうするか。SNSにあげる訳です。とりわけFacebookに至っては、自分がアップロードした写真についてはサービスが終了するまではほぼ永久的にネットワークに保存しておけるわけです。twitterは画像のアップ先により、LINEはトーク上は一定期間のみという制限があるため「いつでも」とはいきません。

 

画像・動画に関してはFacebookはクラウド的役割を担っています。

Google+というサービスもありますが、これはクラウドがあってのソーシャル性を備えているため、いわずもがなクラウドサービスです。

 

で、ここからが本題なわけです。(前置き長い…

乱立するクラウドサービスを効率よく利用するには

 

はい、このことについてとても、非常に、もの凄ーく悩んでいます。

現在自分が利用しているクラウドサービスは、

Google Drive  ・Box   ・DropBox

・Bitcasa  ・SkyDrive   ・Evernote

・Flava   ・CamScanner

の8つです。もっとあるかもしれません。実際利用しているのは以上です。

 

クラウドストレージとしての利用はDropBox、Bitcasa、GoogleDriveがメインです。

SkyDriveとBoxに関してはOffice系データでのみ利用していました。

 

Evernote、Flava、CamScannerについてはメモ・ノート代わりです。

 

メモ系に関しては、結局Evernoteに取り込んでいるのでまとまりがあるのですが、ストレージ系に関しては収拾がつかないのです。GoogleDropBoxにBitcasaに何が入っていたかがわからなくなってきました。

 

優れモノのGoogleDrive

GoogleDriveの用途は、写真の配布・PDFの保存・GoogleKeep・Googleフォームを利用しています。

デジカメで撮った写真達を友人知人に渡すときはGoogleでアルバムを作成し、リンクで共有をしています。

CamScannerで撮った紙ベースの書類は、PDFとしてDriveにまとめています。

Evernoteにまとめる前の断片的アイデアやToDoなんかをKeepに。

スケジューリングや複数の人に報告をもらうときに、フォームを作成しています。

 

なんといっても、スマホで撮影した写真はGoogle+にすぐにアップロードするように出来るため、デバイスを選ばず撮影した写真を閲覧することが可能なのです。こういった点もGoogleがクラウドとして完成されているサービスと評価できる点です。

GoogleDrive一つで、今あるクラウドの用途をカバーできている状態です。

 

しかし、無料のサービスでは10GBが上限です。将来的に考えると他のサービスも併用したほうがいいと思い、BitcasaとBoxを利用し始めました。

 

ファイルが分散し、整理することが目的に

クラウドストレージを幾つか併用する前に、もっと用途を明確にしておく必要がありました。

Bitcasaは、一つのドライブとしてPCに認識させることができるのでとても便利なサービスです。ただしサムネイルの取得など時間がかかるため、画像ファイルを保存するには不向きです。

Boxは単純にストレージを増やす意味では手間のかからないサービスなので利用し始めました。Officeファイルを保存していたのですが、環境をOffice2013にしたらSkydriveを利用するほうがスムーズになったため、今はあまり使用していません。

GoogleDriveにも、android端末から編集しやすいスプレッドシート(Excel系)が保存されているので共存状態な部分があります。

 

こうしてファイルが分散していくおかげで、「効率よく保存する」目的から「保存したものをうまく整理する」必要が出てきてしまったため、結果効率が悪くなってしまいました。

 

クラウドにあげるファイルの種類を分析する

クラウドサービスを利用する前に、「用途付け」を必ずやっておくことをお勧めします。家の中を整理するのにも、カゴにしまう物の名前が書いてあったほうが便利です。

 

自分がクラウドにアップしているものを整理してみました。

・画像(全体の8割はこれ)

・Excelデータ

・pptデータ

・PDF

・テキスト

 

大まかに分けると「メディア」と「文章」になります。

 

よく考えれば、この2つのカゴを用意しておけば事足りるのです。

メディア系の連携に特化したものなら…GoogleDrive

文章、とりわけOfficeデータがあるなら…SkyDrive

 

この2つに絞ればかなりまとまります。

しかし奇遇にも2つのサービスは10GBの容量です。

だからといって予備で用意しようと思うと、また「整理」が目的になります。

 

つまり、容量いっぱいになってきたら「整理」するほうが効率がいいです。それまでは目いっぱい利用することに集中できるよう、クラウドサービスは目的をきちっと明確にして使うようにしたほうがいいですよ。

 

ってことが最近培った経験でした( 一一)